浜離宮恩賜庭園は、江戸時代に徳川将軍家の別邸として利用され「浜御殿」と呼ばれた庭園に、明治以降作られた庭園を合わせてできた、伝統と新しさをミックスした都会の中のオアシスといえる庭園です。一年を通して、カップル、家族連れ、ビジネスマンらがゆったりとくつろぐ姿が見られます。
その魅力はなんと言っても、どの季節にも花々が楽しめることでしょう。庭園内には、梅林や多くの桜の木があり、早春以降、お花見を楽しむ人々がいっぱい。桜の開花シーズンにはライトアップも行われていて、夜桜も人気。またボタン園も有名。約60種類のボタンが800株以上育てられています。ちなみに浜離宮恩賜庭園のサイトでは、季節ごとに見頃を迎える花が紹介されているので、時期を合わせて訪れるといいでしょう。春には梅や桜以外に、ヤブツバキやフジ、ツツジなどが。初夏から夏には、アジサイやノウゼンカズラが。キンモクセイやサザンカ、ロウバイなどは、秋や冬が見ごろ。冬になると水鳥もやってきます。癒やされますよ。

またここには風情ある御茶屋があり、抹茶と上生菓子、シューアイスなどのスイーツも食べられますよ。